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二日前です。 その日僕は自室で、上京して初の牛乳ボーリングに興じていました。 (均等に並べた牛乳パックに向かって牛乳パックを投げる、シンプルなゲームです) 僕には自信がありました。 あと一投でターキーを獲る自身が僕にはあったのです。 頬を伝う汗。 止まない鼓動。 脳裏には囲いの奥に誘われた七面鳥。 手のひらが包んでいるのは、パックか魂か。 RRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR ベッドから、けたたましく鳴る呼び出しの鈴。 『ようケイシーさん、お前さんボディガードの心得はあるかい?』 口内に唾の溜まった、下卑た声が耳を犯した。 頭が真っ白になり、その直後ぼんやりと灰色の雲が通る。 物覚えは良いほうだが、その声には覚えが無い。 『…あんた誰だい』 金貸しの会社に勤務していた頃を思い出しながら、凄みを利かせて言った。 『いいから答えなよ。ボディガードの、心得は、あるかい?』 たまらんね。俺は言う。 『ボディガードに必要なものは、何も無い。強いて言えば、何もあっちゃあいけないってことだ』 奴はすかさず、 『たまらんね』 この手の人間は警句に弱い。 『ケイシーさん、なあケイシーさん。今度うちのボスが日本に来るんだ』 『へえ、あんたのお勤め先は日産かい』 『喋ってるのはこっちだぜ』 怒気を含んだ調子で、奴は続けた。 『…ともかく、うちのボスを守ってもらいたいんだ』 …………………話はまだ続くように思ったが、肩すかしを食らった。 『それだけなら話は早いが、どうして俺なんだ?俺は無関係だぜ』 『無関係だからいいのさ。うちは何よりも仲間の命が大事なんだ。わかるだろ?』 下衆な考えだ。 『いいさ、やってやるよ』 『助かるぜ。明日の正午に赤坂プリンスホテルのロビーで会おう』 ぷつり、 俺は持っていた牛乳パックの口を開け、今日一日の予定を組み立てた。 二日後。 脇腹を赤く染めて、俺は「スナック花江」の看板にしがみついていた。 店の店主は騒ぎを聞きつけたらしく、もう店内に明かりは無かった。 『……年貢の納め時、ってやつか』 50メートルあたり遠くに、「ボス」はうつ伏せで倒れている。 やってられないな。まさかあんなのが襲ってくるなんて……。 「スナック花江」の看板越しに、赤く巨大な機械が見えた。 こっちに………来る。 世界を終わらせてしまいそうな地響きをあげながら、一歩、また一歩と、来る。 その時。 一瞬、俺の目を強い光が焼いた。 その次の風景の中で、赤いそれは不格好に首をもたげていた。 煙を上げ、膝をついて、まるで泣くように、非常音のようなものを辺りに撒き散らす。 どういうことだ。 俺は後ろを振り返る。 わーヤッター!ガンダムだ!イエーイ!勝った!ピース!! |
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(*・ェ・*)ノ~☆コンバンワ♪バロン男爵といいマス。
昼は都内の外資系の会社でサラリーマンをやっております。 女房はおらず、恋人すらおりません(/_<) ナケルネェ。。。 まあ、高校時代に『野球部で』女房役はいましたがヾ( ̄皿 ̄メ) ォィォィ!! 今は高給取りの熱血サラリーマン(笑)ですが、 たまの日曜の草野球チームでは、4番でピッチャー、張らせていただいてます!! それというのも、チームメイトの支えがあるからこそです!! 僕は土日なら野球をしてるか映画を鑑賞しています! 最近のお気に入りの映画は、なんと言っても『ツインズ』!! シュワちゃんの心の葛藤に、いつ見ても涙が(Tーヾ)エグエグ...止まりません!! 友人からはよく、 「加勢大周に似ている」とか、「クールですね」などなど言われますがヾ( ̄皿 ̄メ) ォィォィ!! 当の本人には、全くそんな自覚ありません!! まっ、みんないいやつなんですけどね! ナカマ♪((o(*^∇^)X(^∇^*)o)) ナカマ♪ 『デアイケイ』なんていうと、ちょっと敬遠されるかもしれませんが ここらで一歩、踏み出してみませんか? 激しくメールしまくりましょー!!!! ((ノ(_ _ ノ)ヨロシクオネガイシマス |
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リビングにて
英男「ねえ、なに怒ってんの?」 奈津子「なにが?怒ってなんかないよ」 英男「いや絶対キレてるでしょ」 奈津子「だから何が?ほんとに怒るよ」 英男「…ほんとに?」 ……………英男がそう尋ねるのも無理はなかった。 奈津子の額には二時間も前から血管が浮き出ており、 その手に持ったバタフライナイフは、野生のチーターが獲物を探し求めるかのように カシャン、カシャンと何もない宙を切り裂いていた。 英男「……殺される……」 何がいけなかったのだろうか。 深呼吸をし、ゆっくりと、冷静に考えてみても、 奈津子と付き合い初めてからの自分に、落ち度があるとは思えない。 いや、しかし。 果たして僕は『強い男』だったのだろうか。 現在、世界には危険が溢れている。 戦争、テロ、温暖化、地域格差、食肉偽装。 思いつくだけでもその危険の度合いたるやレッドだ。 そんな腐った世界のなかで、僕は守りきれるのだろうか。 この大事な、かけがえのない女を、僕は守りきれるのだろうか。 きっと奈津子は、弱い僕に愛想が尽きたのだ。 貧弱な僕の身体よりも、光るボディービルダーを頼りたいのだろう。 僕はおもむろに立ち上がり、奈津子の横を通り過ぎ台所に向かった。 シンクの上の戸棚を開き、 キッチンペーパーやら海苔の入った缶をかきわけ、奥に手を伸ばした。 これだ。 田舎の母が送ってくれていたのを思い出したのだ。 これさえあれば、奈津子を守ってやることが出来る。 ビンから二粒手に取り、僕は思い切ってそれを口に入れた。 南無三! 気付いた時、俺は奈津子を片手に持ち上げ高笑いをしていた。 奈津子はバタフライナイフを床に置く代わりに俺の左腕に刺し、すやすやと眠っていた。 俺は強くなったのだ。 その日からの俺たちといえば、 人生で二番目に幸せな日々を過ごし、来月には挙式を挙げることになった。 きっと人生で一番幸せな時間が、俺たちを待っている。 ありがとう。母さん。 |
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<エレクトロニカ/フォークトロニカ/生音系>
京都出身のogurusu norihide. これは彼が自主制作した『Study』と『I』をまとめたもの。 アコギとピアノをメインにしたトラックにエレクトロニカ以降のリズムが絡まります。 どの曲もメロディが良い。全体的に音が柔らかく、とても心地いい空間を作り出しています。 生音系のトラックの合間にアンビエントや実験的な曲も入っており,アルバムの空気を演出しています。 |









